配達員の年収はどのくらい?業種別の相場を詳しく解説します!

青い服・帽子を着用した笑顔の女性

配達員として働く前に、年収を確認しておきたいという人も多いのではないでしょうか。配達員の年収は、業種によって異なります。

本記事では、業種別配達員の年収や、配達員として働くメリットとデメリットについて詳しく解説します。配達員の種類や仕事内容も併せて紹介するため、ぜひ参考にしてください。

配達員の概要について

オレンジ色の配達バッグを背負った男性

配達員の仕事は、さまざまな荷物を指定された届け先まで運びます。運ぶ荷物や配達手段は、業種によって異なるでしょう。以下では、必要な資格と具体的な仕事内容について解説します。

配達員に必要な資格

配達員の仕事には、普通自動車免許が欠かせないでしょう。ただし、フードデリバリーのような仕事は自転車で配達できるため、運転免許が必須というわけではありません。業種によっては、普通自動車免許ではなく、原付免許があれば配達員として働けます。

また、資格ではありませんが、配達員として働くためには、仕事内容に応じた車両やスマホなどが必要になることもあります。

配達員の仕事内容

配達員は、荷物を集荷、運搬して届け先まで配達までが仕事です。業種によって運ぶ物や、働き方、運搬の方法が異なるでしょう。

例えば、宅配の場合は運送業者の倉庫に荷物が集められ、仕分けしたうえで届け先に配達します。そのほか、決められたルートで配送先を回る「ルート配送」や、飲食店に出向いて注文された商品を個人宅やオフィスに届ける「フードデリバリー」といったように、配達の仕事もさまざまです。仕事によっては黙々と運転・配達するだけではなく、顧客とのコミュニケーションも必要な業種もあります。

拘束時間は仕事によって異なります。例えば、長距離トラックの運転手であれば拘束時間が比較的長くなります。一方、フードデリバリーの配達員は、働きたいときに自身で決めた時間だけ働くことも可能です。

このように、さまざまな仕事のスタイルがあるため、効率的に働くためには、自身に適した業種を選ぶことが重要といえます。

配達員の種類

受取サインを求める配達員

配達員には、主に次のような種類があります。

  • 宅配ドライバー
  • セールスドライバー
  • 郵便局配達員
  • フードデリバリー配達員

以下にて、それぞれの仕事内容を詳しく見ていきましょう。

宅配ドライバー

依頼を受けた荷物を集荷したり、指定の場所や個人宅に配送したりすることが、宅配ドライバーの仕事です。宅配できる荷物のサイズや重量は事業者によって決められています。そのため、運ぶことが難しくなるほどの大きい荷物を配達することはないでしょう。

配送先は営業エリア内に限られるため、長距離の配達はありません。ただし、市街地のような狭い道を走る機会が多いため、高い運転技術を求められます。

セールスドライバー

宅配ドライバーの仕事と併せて、販促や新規顧客獲得などの営業活動も行うのがセールスドライバーです。セールスドライバーは、宅配ドライバーに比べて顧客と接する機会が多いため、体力や運転技術だけではなく、コミュニケーション能力も必要になります。

顧客と接することが苦手という人や、荷物の集荷と配送に集中したい人は、宅配ドライバーを選択したほうがよいでしょう。

郵便局配達員

郵便局配達員は、郵便物や簡易書留などを配送します。郵便物は各家庭やオフィスのポストに届け、簡易書留は直接対面で渡すことが基本です。郵便物のほかに、ゆうパックの配達も行います。

配達だけではなく、コンビニや企業を回って郵便やゆうパックの集荷も行います。さらに、年賀状やお中元、お歳暮などの販売・営業をすることもあるでしょう。そのため、会社によっては、年末年始やお盆に休暇を取るのが難しい場合もあります。

フートデリバリー配達員

フードデリバリー配達員は、料理や食品を配達することが仕事です。自転車やバイクを利用して、注文者の指定場所に商品を届けます。

以前は、ピザのデリバリーが主流でしたが、近年ではUber Eats出前館など、飲食店と顧客の間に入って配送を代行するサービスも定着しています。

フードデリバリー配達員は仕事の自由度が高く、自分の働きたいエリアで働きたいときだけ稼働できるというメリットがあります。ただし、効率的に配達できなかった場合は、想像以上に報酬が少なくなることもあるため、創意工夫が必要といえるでしょう。

配達員の年収

通帳とお札と電卓

ここからは、配達員の業種別年収を詳しく紹介していきます。年収に関して気になる人は参考にしてください。

宅配ドライバーの年収

求人ボックス給料ナビによると、宅配ドライバーの平均年収は、正社員で375万円となっています。日本の平均年収と比較すると低めといえるでしょう。月給に換算すると31万円、初任給は20万円程度が相場になります。

地域によって年収が異なりますが、340万円程度が相場といえるでしょう。全体の給与幅が279~773万円と広くなっていることも特徴といえます。給与の幅が広いため、経験やスキルなどによって、宅配ドライバーの年収は大きく変わると考えてよいでしょう。なお、アルバイト・パートの平均時給は976円、派遣社員の平均時給は1,292円となっています。

求人ボックス給料ナビ 配送の仕事の年収・時給・給料

セールスドライバーの年収

求人ボックス給料ナビによると、セールスドライバーの平均年収は正社員 で353万円となっています。宅配ドライバーと同様、日本の平均年収と比較すると低めといえるでしょう。月給に換算すると29万円、初任給は20万円程度が相場になります。

全体の給与幅は284~606万円と比較的広くなっています。給与の幅が広いため、セールスドライバーの年収も、経験やスキルなどによって変わると考えてよいでしょう。なお、アルバイト・パートの平均時給は1,046円、派遣社員の平均時給は1,250円です。

求人ボックス給料ナビ セールスドライバーの仕事の年収・時給・給料

郵便局配達員の年収

求人ボックス給料ナビによると、郵便局配達員の平均年収は正社員 で341万円となっています。月給に換算すると28万円、初任給は20万円程度が相場といえるでしょう。なお、アルバイト・パートの平均時給は1,029円、派遣社員の平均時給は1,200円です。

郵便局の配達員として働く場合は、基本的にアルバイトやパートとして採用になるため、それぞれの平均時給から年収を計算したほうが現実的といえます。

全体的な時給は932~1,397円と幅があるため、勤務先や経験、スキルによって時給が変わると考えられるでしょう。

求人ボックス給料ナビ 郵便配達の仕事の年収・時給・給料

フートデリバリー配達員の年収

求人ボックス給料ナビによると、フードデリバリー配達員の平均年収は正社員 で448万円となっています。月給に換算すると37万円、初任給は21万円程度が相場といえるでしょう。なお、アルバイト・パートの平均時給は998円、派遣社員の平均時給は1,283円です。

フードデリバリーの配達員は、基本的に個人事業主としてデリバリー会社と契約するため、人によって年収が大きく異なります。最低給与の補償はありませんが、成果報酬制を採用しているデリバリー会社であれば、稼働に慣れれば、多くの報酬を得ることも可能です。

求人給料ナビ デリバリーの仕事の年収・時給・給料

配達員になるメリット

メリットの単語と指さし棒

以下にて、配達員として働くメリットとデメリットも確認しておきましょう。配達員の仕事には、次のようなメリットがあります。

人間関係に悩まされない

配達員の職種によっては顧客と関わるため、丁寧なコミュニケーションが必要になります。しかし、職場における人間関係を気にするような場面はほとんどありません。同じ職場の人間関係に悩まず、自分のペースで仕事をしたいという人や、職場の人間関係に疲れているという人であれば、配達員として働くメリットは大きいでしょう。

未経験でも始められる

配達員の仕事内容は、基本的に依頼先へ荷物を届けるだけです。そのため、未経験でも問題なく働くことができます。職種によっては運転免許が必要ですが、特別なスキルや資格は不要です。学歴や年齢不問の求人も多いため、スムーズな転職を考えているという人に適しているでしょう。

自由な働き方ができる

自身のペースで自由な働き方ができることも、メリットといえます。フードデリバリーサービスのような「個人事業主」という雇用形態で働く場合は、勤務時間も自由に決めることができます。

そのため、副業として稼ぎたい人や主婦・主夫の人に向いている仕事といえるでしょう。

配達員になるデメリット

デメリットの単語と指さし棒

上記にて、配達員になるメリットについて解説しましたが、ここからは、デメリットについてご紹介します。

体力が必要

フードデリバリーのように自転車で配達をする場合は、移動時に体力が消耗します。また、バイクや自動車を使った配達では、運転に集中しなければならないため、ある程度の体力は必要といえるでしょう。

事故に遭うリスクが高い

配達員として働くのであれば、安全走行を心がけながら業務に臨まなければなりません。配達員は、道路を走ることが多いため、事故に遭うリスクが高くなると同時に、事故を起こしてしまうリスクも高くなるでしょう。

事故に遭わないように、安全運転を心がけることも大切ですが、万が一の事故に備えて、保険に加入しておくようにしましょう。

まとめ

配達員として働きたい場合は、業種によって年収が異なることを把握しておく必要があります。業種別の仕事内容や年収を理解することで、自身に適した配達員の仕事を選びやすくなるでしょう。副業として検討しているのであれば、働き方の自由度が高いフードデリバリーの配達員をおすすめします。