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ロケットナウは配達員が稼げる?700万DL成長の今が狙い目か

ロケットナウ フードデリバリーは新時代へ

結論から言うと、2026年のいまロケットナウは配達員にとって追い風のフェーズにあります。ただ、「700万ダウンロードだから誰でも稼げる」という話ではありません。稼げるかどうかは、自分が走るエリアと時間帯でほぼ決まります。この記事では、公式が出している成長の事実を押さえたうえで、稼げる人の条件と、始める前の1週間で見極めるポイントを、実際に走った配達員の目線で書いていきます。

700万ダウンロードという「いまのフェーズ」

ロケットナウ(運営はCP One Japan合同会社、Coupangの日本法人)は、2026年6月22日に累計700万ダウンロードの達成を発表しました。

累計700万ダウンロードを達成
(出典: Rocket Now 公式プレスリリース、2026年6月22日)

同社は2025年11月の時点では、サービス開始から約10カ月で250万ダウンロード、フードデリバリーアプリ部門で4カ月連続1位という状況でした(出典: Rocket Now / CP One Japan合同会社 プレスリリース、2025年11月21日)。単純計算で、約7カ月で3倍近くまで伸びたことになります。

配達員にとって、ダウンロードの伸びは注文の母数が増えているサインです。注文が増えれば鳴りやすくなって、待機が減ります。待機が減れば、その分だけ時給は上がりやすい。だから成長フェーズは、配達員から見ると狙い目になりやすいわけです。

それでも「稼げるか」は自分のエリア次第

ここが一番大事なところです。全国のダウンロードが伸びていても、自分が走るエリアで注文が鳴らなければ、時給にはつながりません。700万というのはあくまで全国の合計で、自分の街の需要とはまた別の話なんですよね。

参考までに、私が実際に走った感覚も書いておきます。メインで稼働したのは東京の新宿区・渋谷区あたりで、時間帯はランチの11時半から13時半、ディナーの18時から20時半が中心でした。このピークの時間帯は比較的注文が入りやすくて、待機もそこまで長くなかったです。件数でいうと、ランチは1時間に2〜3件くらい。ディナーはタイミングが良ければ3件前後こなせる日もありました。単価は1件600〜800円くらいの印象で、距離が長めの案件やインセンティブが乗るタイミングだと、1,000円を超えることもあります。

鳴り方は、正直Uber Eatsほど途切れなく来る感じではありません。ただ、ピークタイムなら「待っていれば次が来る」という感覚はありました。逆に14時台とか、平日の夕方前あたりは少し落ち着くので、その時間はUber Eatsや出前館も一緒にオンラインにしておいて、先に鳴った方を取るようにしていました。エリアによって鳴り方に差はありますが、都心部なら十分に選択肢の一つになる、というのが走ってみての実感です。

念のため補足すると、これは東京都心での一例です。エリアが変われば件数も単価の出方も変わるので、あくまで目安として読んでください。

そのうえで、稼げるかを見極めるためのチェックポイントを4つ挙げておきます。

  1. 自分の稼働エリアが、ロケットナウの対応済みエリアに入っているか。
  2. ピークの時間帯(昼と夜)に、注文が途切れずに鳴るか。
  3. 距離に対する単価が、自分の移動手段(自転車・原付・バイク)に合っているか。
  4. 新規登録キャンペーンが終わった後も、通常の報酬で割に合うか。

いま始めるなら「1週間のお試し」から

一つ、はっきり言っておきたいことがあります。700万ダウンロードは確かに追い風なんですが、いきなり主軸に据えるのは早いです。おすすめは、まず1週間、自分のエリアとピーク時間で鳴りを試して、割に合うと感じてから本腰を入れること。成長中のサービスはキャンペーンが手厚い反面、通常報酬に戻ったときの落差もあるからです。

Wolt撤退後の選択肢としてどうか

2026年に入って、配達員の稼働先の地図は少し動きました。Woltが日本でのサービスを終了したからです。

Woltの日本でのサービスは、2026年3月4日まで通常どおりご利用いただけます
(出典: Wolt ニュースルーム、2026年2月25日発表)

Woltで走っていた配達員は、稼働先を組み直す必要が出ました。ロケットナウは、その移行先の有力な選択肢の一つになります。成長フェーズでキャンペーンが手厚い時期だからです。ただ、新規プラットフォームならではの注意点もあるので、そこは次に書きます。

アプリとサポートの使い勝手、掛け持ちのしやすさ

ここも実際に使ってみての話です。ロケットナウのアプリ自体はシンプルで、慣れれば迷うことはほぼありません。案件の確認や受諾もスムーズですし、配達中に急に重くなったり落ちたり、というのも今のところあまり感じていません。地図も見やすいので、初めて行く店でもそんなに困らなかったです。

サポートについては、そもそも問い合わせる機会がそこまで多くないんですが、一度だけ配達先のトラブルでチャットを使ったことがあります。返信までは多少時間がかかったものの、最終的にはきちんと対応してもらえました。Uber Eatsほどサポートが手厚いという印象ではないですが、必要最低限は対応してくれる、という感じです。

掛け持ちのしやすさは、個人的にはかなり良いと思っています。私はUber Eatsや出前館と併用しているんですが、ロケットナウは好きなタイミングでオンラインとオフラインを切り替えられるので、特別な手続きはいりません。注文が少ない時間帯は他社をオンラインにしておいて、ロケットナウで良い案件が入ったら切り替える、みたいな使い方も普通にできます。複数のアプリを立ち上げて走っている配達員も珍しくないので、掛け持ち前提でも使いやすいサービスだと思います。

注意点も正直に

いいところばかりではないので、気をつけたい点も書いておきます。

  • 成長フェーズのインセンティブは変動しやすいです。キャンペーンの単価が下がると、同じように走っても手取りが変わってきます。
  • エリア拡大の直後は、加盟店や注文がまだ薄い地域もあります。対応エリアに入ったばかりの街は、特に鳴りを確認してからのほうが安心です。

他社との使い分け

2026年の配達員の稼ぎ方は、1社に絞るよりも、掛け持ちで「鳴っている方を取る」のが基本だと思います。私の実感ベースでの使い分けはこんな感じです。Uber Eatsは注文が途切れにくくて、母数が大きいぶん収入が安定しやすい。ロケットナウは成長フェーズでキャンペーンが手厚いので、ピーク時に単価の良い案件を拾う。出前館も併用して、その時々で鳴った方に乗る。空き時間を他社でカバーしながら回すと、一番効率よく感じました。

なお、各サービスの具体的な単価や時給を数字で比べたい場合は、発表時点が新しい調査を出典付きで確認してから使うのが安全です。フードデリバリーの報酬は改定が入るので、古い数字をそのまま持ってくると実態とずれます。

まとめ

700万ダウンロードは、ロケットナウが伸びている確かな証拠で、配達員には追い風です。ただ、「全国で伸びている」ことと「自分の街で稼げる」ことは、やっぱり別問題です。まずは1週間、自分のエリアとピーク時間で鳴りを試してみてください。割に合うと感じたら、掛け持ちの主軸の一つに加える。あとは、鳴っている方に乗る。これが2026年の、堅い立ち回りだと思います。