※当サイトは広告・プロモーションを含みます

フードデリバリーってどんなバイト?仕事内容・働き方・メリット・デメリットを解説

料理の配達を行うフードデリバリーは、近年大きく人気を集めているアルバイトの一つです。しかし、具体的な仕事内容は分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、フードデリバリーバイトの仕事内容や働き方、給与形態やメリット・デメリットについて詳しく解説します。フードデリバリーバイトに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

フードデリバリーバイトの仕事内容とは?

フードデリバリーとは、直訳すると「食品配達」となり、その名の通り飲食店からお客様のもとへ料理を届ける仕事を指します。蕎麦や寿司、ピザなどは古くから出前という形でフードデリバリーサービスを行っていましたが、近年では料理のジャンルを問わず、多くの飲食店がフードデリバリーサービスを行っているため、フードデリバリーバイトの需要も増えています。

フードデリバリーバイトは店舗に常駐して注文が入ったら配達に出向くスタイルと、配達エリア内に待機していて、注文が入ったら飲食店に料理を受け取りに行き、お客様のもとに届けるスタイルがあります。

フードデリバリーの働き方は大きく2つ

この記事ではここまでフードデリバリー「バイト」と書いてきましたが、実はフードデリバリーには大きく2つの働き方があります。一つは飲食店やフードデリバリーサービスと雇用契約を結ぶ「アルバイト」、もう一つは業務委託契約を結ぶ「個人事業主」です。

それぞれで働き方や労働条件などは変わってくるため、しっかりとそれぞれの内容をチェックしておきましょう。

アルバイト

アルバイトはその他の業種と同じく、特定の雇用主と雇用契約を結ぶ働き方です。

アルバイトの場合、働き方はシフト制・時給制となることが一般的で、注文がない場合には店舗での接客や調理、雑務などの業務を兼任する場合も少なくありません。また、出前館などの一部フードデリバリー代行サービスでもアルバイト形式での雇用を行っていますが、同様にシフト制・時給制を採用しています。

アルバイトは半月~一ヶ月単位でシフトを組めるため、予めスケジュールの見通しを立てやすく、安定的に稼ぎたいという方におすすめといえるでしょう。

個人事業主

もう一方の個人事業主は雇われるのではなく、業務委託という形で仕事を請け負う形で働くスタイルです。飲食店が直接個人事業主と業務委託契約を結ぶことは少なく、主にフードデリバリーサービスで働く場合の契約形態といえるでしょう。

個人事業主の場合には、働く時間を自分で自由に決めることができ、さらに報酬は配達件数や距離、単価などに応じた完全歩合制となるのが特徴です。バリバリ仕事をこなしてアルバイトよりも多く稼ぎたい方や、スキマ時間を有効活用したい方などは、個人事業主としての働き方がおすすめです。

なおこれ以降、便宜的にこの記事内では個人事業主としての働き方も含めて「フードデリバリーバイト」と表記します。

フードデリバリーバイトのメリット

フードデリバリーバイトは他のアルバイトと比べ、どの様なメリットがあるのでしょうか。一つずつ詳しく解説していきますので、フードデリバリーバイトを始めるかどうかお悩みの方は参考にしてみてください。

頑張り次第で大きく稼げる

ウーバーイーツなどに代表される業務委託で働くフードデリバリーサービスは、多くの場合で給料が完全歩合制となっています。そのため、注文が多いエリアや時間帯を狙って働いたり、1件1件の配達スピードを上げたりといった努力が、そのまま収入アップに繋がります。

フードデリバリー自体、免許が必要な場合が多いといった事情から、一般的な飲食店バイトよりも給料が高めに設定されていることが多いのですが、歩合制の場合には頑張り次第で相場以上に稼げる可能性があるというのは大きなメリットといえるでしょう。

自分のスケジュールで自由に働ける

こちらも個人事業主として業務委託で働く場合のメリットですが、フードデリバリーはやりたい時にやりたい時間だけ働くことができます。

多くのフードデリバリーサービスは、配達エリア内で配達員用のアプリを起動している配達員に向けて依頼が届きます。予めシフトを組んで出勤するわけではないので、学校や仕事終わり、週末など、スキマ時間でも自由に働くことができるのです。

人間関係を気にせずに働ける

フードデリバリーバイトは飲食店勤務に比べ、他のスタッフや社員と関わる機会が少ないという特徴があります。

店舗でのアルバイトの場合には、注文が無い時間帯は店舗で待機、もしくは何かしらの業務をこなすため、ある程度の関わりは発生しますが、それでもやはり配達で店外に出る機会が多いため、勤務時間中は一人で過ごす時間が多くなります。

個人事業主の場合には、店舗で料理を受け取るときとお客様に料理をわたすとき以外、全く人と関わりません。そのため、職場での人間関係が苦手で中々アルバイトが続かないといった方にも、フードデリバリーバイトはおすすめです。

自転車やバイクが好きなら楽しみながら働ける

フードデリバリーは基本的には自転車、もしくはバイクで配達を行います。自転車やバイクに乗るのが好きという方は、趣味を兼ねて働くことができるでしょう。

実際に、普段はオフィスワークをやっているけれど、運動不足の解消や気分のリフレッシュのために自転車でフードデリバリーバイトを始めるといった方も少なくありません。

フードデリバリーバイトのデメリット

様々なメリットがあるフードデリバリーバイトですが、当然デメリットも存在します。働く上ではしっかりとデメリットを把握しておくことが重要ですので、詳しく紹介していきます。

交通事故のリスクがある

自転車にせよバイクにせよ、デリバリーバイトは路上を運転する時間が長くなるため、どうしても交通事故のリスクが上がってしまうというデメリットがあります。

特に配達を急いでいたり、ルート確認のためにスマホで地図を見ながら運転したりすることで交通事故に遭ってしまうケースも多いので、細心の注意を払い、安全運転を心がけるようにしてください。

悪天候の日ほど注文が多い

フードデリバリーは雨や雪など、一般的に買い物や食事で外出したくなくなるような悪天候の日ほど注文が入りやすい傾向があります。予めシフトが組まれているアルバイトの場合には、この様な悪天候の中でも自転車、もしくはバイクで多くの配達をこなさなければならない可能性があります。

夏と冬は辛い

フードデリバリーバイトは真夏と真冬は気候的な厳しさにさらされることになります。

真夏は猛暑の中配達を行わなければならないため、特に自転車の場合には体力的にキツく、熱中症にも注意しなければなりません。反対に真冬になると、冷たい北風にさらされるため、防寒対策がマストとなります。

寒さや暑さが苦手な方にとっては、夏場と冬場のフードデリバリーバイトは厳しいものになるでしょう。

歩合制は収入が安定しない

歩合制で働く業務委託の場合には、収入が安定しないというデメリットも存在します。

歩合制の場合、配達した件数に応じて給料が決定します。そのため、多く注文が入れば当然多く収入を得ることができますが、反対にエリア内に配達員が多すぎたり、注文数が少なかったりして件数をこなすことができなければ、給料が少なくなってしまうのです。

ある程度エリアや曜日、時間帯などで注文件数の見通しは立てられるかもしれませんが、完全に安定させることは難しいでしょう。

まとめ

フードデリバリーバイトの仕事内容と働き方、メリット・デメリットについて解説しました。

飲食店からお客様の元へ料理を配達するフードデリバリーバイトは、給料が高い、自由なスケジュールで働きやすい、人間関係に悩まされにくいなど、様々なメリットがあります。一方で、事故のリスクや気候による厳しさ、収入の不安定さといったデメリットも存在します。

この記事を参考に、自分に合っていると思った場合にはぜひフードデリバリーバイトをやってみてはいかがでしょうか。